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「ゼロからのブランド戦略」〜レントラ便と共に!V字回復に近道は無い〜 を聞いて!

大田支部、品川支部合同 3月例会「ゼロからのブランド戦略」 
〜レントラ便と共に!V字回復に近道は無い〜を聞いて!   広報委員 高橋照治

 

 以前より物流業界に興味を持つ私に取って、「レントラ便・株 ハーツ」さんのお話は興味を持っていましたが、今日は最前列の席でお話をじっくり聞くことができました。
【はじまり】レントラ便をはじめたきっかけは、それまで営業していた運送会社が、突然80%仕事を失う事だったようです。引越などの一部特殊な業態を除いて、ほとんど大手の下請けとなる事の多い運送業界で、「誰でも思いつく」けれど「事業化するのは難しい」自社便の事業化にチャレンジして、見事に成功した山口社長の成功の秘訣を聞き出すつもりで話に聞き入っていました。
【特  徴】レントラ便は「トラックレンタカー運転手付きサービス」と定義された新サービスで今までにない独自のサービスです。(レンタカーという名詞を使用したために、一部のレンタカー業者から反発や嫌がらせをずいぶんされたそうです。)素人では運転の難しい4トントラックなどの大型車両も、運転手付きで時間制の貸し出しのため便利に使うことができます。
【販売促進】新しいサービスを宣伝するために山口社長はレントラ便のホームページを作って、レンタカー会社、運送会社(引越を含む)とサービス内容や料金などを比較する表を掲載し、既存のサービスとの差別をわかりやすく消費者に伝える努力を重ねました。いくら良い商品でも、新しいユニークなサービスは消費者に理解されにくいものだからです。しかしその結果、既存サービスの各社を敵に回す事になってしまったようです。
【ブランド構築】先進する競合企業のない新サービスをはじめた山口社長は、新しいサービス故に手本とする物は何も無く、現場からニーズを拾ってサービスモデルを創り上げるしかありませんでした。山口社長は以下のような取り組みで、現場の生情報を拾っています。
1)電話オペレーターからの報告
2)ドライバーが書く現場情報報告ノート
3)山口社長自らが現場へ出ての情報収集
上記の方法でひとつずつ現場の生情報をキャッチしてサービスに反影させて、「レントラ便」というブランドを構築してきました。
【躍  進】少しずつ消費者の支持を集めていったレントラ便は、テレビでも取り上げられ順調に売上を伸ばしてゆきます。定期の仕事から少しずつ移行していたレントラ便の比率もほぼ100%のところまで来ました。「実は近々大手企業さんより業務提携のお話もあるんですよ!」そう語る山口社長の表情は、自信とチャッメ気が混同したいたずらっ子のような表情でした。もしかすると、またここで “大化け” するかもしれません。同友会大田支部の会員さんでもある「レントラ便と山口社長」の活躍を皆で応援したいですね!