同友会について
立正大学の経営学部の佐藤教授によれば同友会に参加している企業の倒産率がとても低いということが分かっています。それは、経営者が自ら学ぶ姿勢や、支えあえる仲間がいることが、大きな要因になっているのではないかと分析されています。
うわべのお付き合いでなく『本音で語り合える』
よく「経営者は孤独だ」といわれますが、同友会はそんな経営者のオアシスのようなものです。異業種の経営者の自主的運営の会ですから、自由で開放的な雰囲気の中で交流が行われ、経営の苦しみや悩みの解決の糸口がつかめる場ともなります。
ボスがいない、対等平等の運営
企業規模・業種・性別・年齢・新旧などあらゆる点で差別が無く、お互い対等平等の立場からものが言え、会員自身が主人公となることができる手作りの会運営が魅力です。
一社だけで出来ないことが会員ネットワーク中で実現することも
異業種交流、共同求人、社員教育、事業協同組合など個別企業で解決できない問題を今までにも時代をリードする共同事業として行ってきました。会員間のヒューマンネットワークを土台に進めるのでパワフルで、企業家のニーズに合ったものができます。今後も、会員のニーズに基づき新たな展開もさまざま考えられています。
「生の経営体験」を通じて知識や知恵を学び多くの「気づき」が得られる
同友会の日常的活動は都内各地で行われる「例会」が中心です。その主なものは会員自らが報告者となる「経営体験」の報告会で、他では聞けない生々しいものもあり、多くのヒントから生き方までも学ぶことができます。ただ聞くだけでなくグループ討論を行い他の人の多面的な見方や意見からも学ぶことができます。
あらゆる政党、機関から独立している
組織として政党や候補者の支持推薦は行っておりません。もちろん、会員の思想信条は自由です。だからこそ中小企業経営者の立場に立って、親企業や政党、行政機関にも気兼ねせず社会的発言をすることができるのです。
科学性・人間性・社会性を追求し発展する企業づくりに挑戦する
経営指針づくりをすすめ科学的で先見性のある経営を目指しています。また「人間尊重の企業経営」を掲げ、人の採用から育成、近代的労使関係の確立と労使一丸のとなった企業経営をめざしています。さらに、日本経済の真の担い手が中小企業であるという自覚にたって、地域・国民生活の発展に貢献し、共に歩む企業を目指しています。高い志を持った経営者の団体でもあります。